地下鉄・恵美須町の階段をあがると、そこはもう新世界です。
澤野工房さんは、市場の入り口にある下駄屋さんなのです。
ご主人の趣味が高じて世界でも屈指のジャズ・レーベルがこの街から誕生しました。
あれこれとお喋りしながら、新譜のCDを何枚か購入します。
これが、この街へ来る愉しみのひとつです。
この界隈を歩いていていつも感じることは、
昼でも夜でも、どこか黄昏めいた雰囲気に包まれているような気がします。
観光客相手ではない地元のお方が通われるお店でしょう。
ときどき行くグリル「梵」さんの前の横丁も黄昏た雰囲気です。
観光客を除くと、かなり平均年齢が高い街なのでしょうか。
さあ、駅に戻りましょう。
地下鉄への階段から、黄昏時、見返りの通天閣。
この街の黄昏た雰囲気は、時間のせいだけではないような気がしますよ。
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